お気に入りのぬいぐるみ、最後に洗ったのはいつですか?
小さなお子様のいるご家庭はもちろん、インテリアとして飾っているご家庭でも、ぬいぐるみをお持ちの方は多いのではないでしょうか。
長くそばに置いていると、ホコリや皮脂汚れ、食べこぼしなどが蓄積し、見た目だけでなく衛生面も気になるところです。
特にお子様が日常的に遊んだり、一緒に寝たりしているぬいぐるみは、肌に触れる機会が多いため、清潔に保つことが大切です。
しかし、ぬいぐるみの洗い方を間違えると、毛並みが傷んだり型崩れしてしまう原因にもつながります。
そこで今回は、ぬいぐるみをクリーニングに出すべき理由や、自宅でもできる正しい洗濯方法について詳しく解説します。
大切なぬいぐるみを長くキレイに保つためのヒントをお届けします。
ぬいぐるみをクリーニングに出した方がいい理由
ぬいぐるみは見た目がかわいらしく、子どもから大人まで多くの人に愛されている存在です。
しかし、見た目が清潔そうでも、実際にはホコリや皮脂、汗、食べこぼしなどの汚れが蓄積しやすく、以下のようなトラブルを招く原因につながります。
- ダニやカビの繁殖
- アレルギーや皮膚炎
- 異臭
特に子どもが毎日触れるぬいぐるみは、肌に直接触れる機会も多いため、衛生状態を保つことが重要です。
この記事では、ぬいぐるみをクリーニングに出した方がいい理由について、詳しく解説していきます。
大切なぬいぐるみを長く安心して使うために、清潔を保つポイントを押さえておきましょう。
ダニやカビの繁殖
ぬいぐるみは見た目以上に、ホコリや皮脂、汗、よだれなどが蓄積しやすいアイテムです。
特に子どもが毎日のように触れたり、抱きしめたりしているぬいぐるみは、想像以上に汚れています。
特に、ぬいぐるみの中は高温多湿な環境で、ダニにとっては繁殖するのに最適な環境といえます。
そのため、汚れを放置し続ければ、ぬいぐるみが以下のような状態になる恐れがあります。
よって、クリーニングや定期的な洗濯によって、ダニの繁殖を抑えることができ、より安心してぬいぐるみで遊べます。
アレルギーや皮膚炎の発症
ダニやカビはアレルゲンとなることがあり、小さなお子様やアレルギー体質の方にとって大きな問題となります。
ぬいぐるみは肌に直接触れることが多く、寝具のように密着する機会も多いため、目に見えない汚れや菌が原因でアレルギー症状や皮膚トラブルを引き起こすリスクがあります。
特に喘息やアトピーなどの症状があるお子様にとっては、ぬいぐるみの衛生状態を保つことが健康管理の一環とも言えるでしょう。
クリーニングや洗濯で定期的に清潔に保つことで、こうした健康リスクを軽減することが可能です。
異臭を発する
ぬいぐるみは、皮脂や汗、食べこぼしなどのニオイを吸収しやすい性質があります。
特に子どもが抱きしめながら寝たり、外へ持ち出して遊んだりすると、ぬいぐるみはさまざまなニオイを取り込みやすくなります。
そのまま放置していると、ぬいぐるみ自体から嫌なニオイが発生することがあり、せっかくの思い出の詰まったアイテムが台無しになってしまいます。
悪臭は、見た目の清潔感以上に気になる部分です。
クリーニングや適切な洗濯によってニオイの原因となる汚れを取り除けば、ぬいぐるみを気持ちよく使い続けることができ、家族みんなが快適に過ごせるでしょう。
ぬいぐるみは自宅でも洗濯はできる?
洗濯表示タグの確認
最初に確認したいのが、ぬいぐるみに付いている洗濯表示タグです。
このタグには「水洗い可能」「手洗いのみ」「洗濯不可」などの情報が記載されており、洗い方の判断に欠かせません。
ただし、古いぬいぐるみや海外製のものなど、タグが付いていなかったり読めなくなっている場合もあります。そのような場合は、素材や中綿の種類を確認しましょう。
アクリルやポリエステルなどの一般的な素材であれば洗えることが多いですが、シルク・ベルベットなどのデリケート素材やスポンジ状のウレタンなどが使用されている場合、水洗いで傷んだり変形したりするリスクがあります。
こうしたぬいぐるみは無理に自宅で洗わず、クリーニングに出すのが安心です。
汚れの種類を把握
ぬいぐるみに付いた汚れの種類によって、洗い方を工夫する必要があります。
例えば、食べこぼしや泥などのシミ汚れは、いきなり全体を洗うよりも、まず汚れている部分を中性洗剤などで部分洗いしてから全体を洗う方が効果的です。
一方、ホコリや軽い手垢程度であれば、ぬいぐるみ全体を洗濯ネットに入れて洗うだけでも十分にきれいになります。
また、カビやペットの毛など、特定の汚れが気になる場合は専用の除菌スプレーやブラシを併用すると、より衛生的に仕上がります。
汚れの性質に合わせて洗い方を選ぶことで、ぬいぐるみの状態を長期に渡ってキープできます。
色落ちの有無の確認
ぬいぐるみを洗う前に、色落ちのリスクがないかどうかも必ず確認しましょう。
とくに濃い色やビビッドカラーのぬいぐるみは、水に濡れることで色がにじんだり、他の部分に移ってしまう可能性があります。
確認方法は簡単で、白い布を水で濡らし、ぬいぐるみの目立たない部分を軽くこすってみましょう。
布に色が付くようなら、そのぬいぐるみは水洗いに適していない可能性が高く、自宅での洗濯は避けた方が無難です。
どうしても洗いたい場合は、色移りを防ぐために他の洗濯物と分けて単独で洗うか、クリーニング業者に相談するのが安全です。
縫い目やアクセサリー類の確認
最後に確認したいのは、ぬいぐるみの縫製状態や装飾パーツの有無です。
縫い目が緩んでいたりほつれていたりする場合は、洗濯中に中綿が飛び出すなどのトラブルが起こる可能性があります。
洗う前に軽く引っ張って強度を確認し、必要に応じて補修を行いましょう。
また、リボンやボタン、ビーズなどのアクセサリーが付いている場合は、それらが水に弱い素材や接着剤で付けられている可能性もあります。
取り外せる場合は外してから洗い、外せない場合はパーツを保護するように洗濯ネットに入れて洗う、もしくは部分的に手洗いするのがおすすめです。
このような事前チェックを行うことで、洗濯によるダメージを最小限に抑えられます。
【自宅でできる】ぬいぐるみの洗濯方法
大切なぬいぐるみを清潔に保ちたいけれど、洗い方に迷っている方も多いのではないでしょうか。
ぬいぐるみは、デリケートな素材で作られていることが多く、間違った方法で洗ってしまうと型崩れや変色の原因になってしまいます。
ここからは、自宅で簡単にできるぬいぐるみの洗濯方法について、手洗い・拭き洗い・洗濯機を使った方法の3つのパターンをわかりやすく解説します。
さらに、洗濯後にふわふわに仕上げるための干し方のコツもご紹介します。
手洗いでぬいぐるみを洗濯する方法
大切なぬいぐるみは、型崩れや生地の傷みを防ぐために「手洗い」で丁寧に洗うのがおすすめです。
まず、バケツや洗面器など、ぬいぐるみが浸かる容器にぬるま湯(約38度)を入れ、中性洗剤を溶かして洗浄液を作ります。
洗剤は「おしゃれ着用」や「食器用」の中性洗剤がおすすめで、赤ちゃんが口に入れる恐れがある場合には食器用を使うと安心です。
ぬいぐるみを液に浸し、優しく押し洗いします。ゴシゴシ擦るのは型崩れや破損の原因になるためNGです。
その後はきれいなお湯でしっかりとすすぎ、柔軟剤を溶かしたぬるま湯に20〜30分ほど浸けることで、繊維がやわらかくふんわりと仕上がります。
脱水時は洗濯ネットとタオルで包み、洗濯機の脱水モードで10秒ほど軽く水を切ると、形を保ったまま仕上がります。
抜き洗いでぬいぐるみを洗濯する方法
水洗いが難しい素材のぬいぐるみには「拭き洗い」が適しています。
特にビーズ入りや電池式などの水に弱いタイプにおすすめです。
まずはやわらかいブラシでホコリや汚れを落とし、準備としてぬいぐるみに付属するチェーンや装飾品は外しておきましょう。
次に洗面器に中性洗剤と水を混ぜた洗浄液を作り、タオルをしっかりと絞ってからぬいぐるみを丁寧に拭いていきます。
ゴシゴシ拭かず、やさしく汚れをなぞるようにするのがポイントです。
拭き終えた後は、別の清潔なタオルを水で濡らして固く絞り、表面の洗剤を拭き取ります。
こうすることでぬいぐるみの生地を傷めず、衛生的に保つことができます。
拭き洗いは部分的な汚れや、頻繁に洗いたいぬいぐるみにも最適な方法です。
洗濯機でぬいぐるみを洗濯する方法
手間をかけずにぬいぐるみを洗いたい場合は、洗濯機を使った方法で綺麗にできます。
ただし、すべてのぬいぐるみに適しているわけではなく、縫製や素材がしっかりしていて、洗濯表示で洗濯機使用がOKとされているものに限りましょう。
洗う前にはぬいぐるみを軽くブラッシングしてホコリを落とし、洗濯ネットに入れます。
その際、さらにタオルで包むと型崩れのリスクを減らせます。
洗濯機は「ドライコース」や「手洗いコース」といった優しい洗い方ができる設定を選び、中性洗剤を使用して洗濯します。
すすぎが終わったらぬいぐるみを取り出し、再度タオルとネットで包んで10秒ずつ様子を見ながら脱水しましょう。
一気に脱水をかけると繊維が乱れたり、内部の綿が偏る可能性があるため、細かく様子を見ることが重要です。
洗濯したぬいぐるみの干し方
洗った後のぬいぐるみは、乾かし方にも注意が必要です。
脱水後すぐに干すのではなく、まずはぬいぐるみ全体をやわらかいブラシでとかして毛流れを整えましょう。
毛を立ち上げるように逆方向にブラッシングすると、仕上がりがふんわりと美しくなります。
干すときは洗濯ネットに入れたままの状態で、ハンモックのように洗濯バサミで吊るすか、物干しネットを使って平らに寝かせて干すのがおすすめです。
これにより重力で形が崩れるのを防ぎます。
直射日光は変色の原因になるため避け、必ず風通しの良い日陰で陰干しを行いましょう。
乾燥機の使用は生地を傷める恐れがあるため控え、自然乾燥でじっくりと乾かすのがぬいぐるみを長持ちさせるコツです。
洗えないぬいぐるみを綺麗にする方法
ぬいぐるみの中には、洗濯機や手洗いでのお手入れが難しいタイプもあります。
特に、電子機器が内蔵されたものや、人工皮、ウール、紙素材などが使われているぬいぐるみは、水洗いによって破損するリスクが高いため注意が必要です。
こうした洗えないぬいぐるみは、定期的なホコリ取りや消臭スプレーの使用など、水を使わない方法で清潔を保ちましょう。
柔らかいブラシや掃除機のノズルで表面のホコリをやさしく取り除き、消臭スプレーは電子部品やデリケートな素材に直接かからないように軽く吹きかけます。
また、保管時には乾燥剤を一緒に入れて湿気を防ぐことで、カビやにおいの発生を抑えられます。
さらに、「水洗い不可」の表示がある場合や、素材に不安があるときは、自宅での洗濯は避け、専門のクリーニング店に依頼するのが安心です。
特に洗濯表示がついていないぬいぐるみは、あらかじめ目立たない部分で色落ちや傷みの有無を確認してからケアを行うと良いでしょう。
大切なぬいぐるみを長く清潔に保つために、素材や構造に合ったお手入れを心がけましょう。
ぬいぐるみのクリーニング料金
ぬいぐるみのクリーニング料金は、「サイズ」と「装飾の有無」によって決まるのが一般的です。
小さなぬいぐるみ(たとえば30cm未満)で装飾がない場合、相場は1,500円前後からとなっています。
一方で、服やリボンなどの装飾がある場合には、500〜800円程度の追加料金がかかるケースが多く見られます。
| ぬいぐるみのサイズ | 店舗型の料金相場 | 宅配型の料金相場 |
|---|---|---|
| ~30cm | 1,950~9,900円 | 1,500円~7,700円 |
| ~60cm | 3,900~6,600円 | 2,650円~14,500円 |
| ~90cm | 4,550~9,900円 | 3,650円~17,800円 |
大きさが30cmを超えるぬいぐるみは、10cm刻みで500〜1,000円ずつ加算されていく傾向にあり、100cmを超える大型ぬいぐるみの場合は1万円以上になることもあります。
特に150cm前後の特大サイズになると、2〜3万円程度の特別料金になることも珍しくありません。
また以下は、クリコムが提供しているぬいぐるみクリーニングの料金です。
| ぬいぐるみ(一番長いところ) | 基本料金 |
|---|---|
| 10cm未満 | 基本 3,030円~ |
| 20cm未満 | 基本 3,510円~ |
| 30cm未満 | 基本 4,360円~ |
| 40cm未満 | 基本 5,690円~ |
| 50cm未満 | 基本 7,020円~ |
| 60cm未満 | 基本 8,350円~ |
| 70cm未満 | 基本 9,680円~ |
| 80cm未満 | 基本 11,110円~ |
| 90cm未満 | 基本 12,350円~ |
| 100cm未満 | 基本 13,680円~ |
| 110cm未満 | 基本 15,000円~ |
| 120cm未満 | 基本 16,340円~ |
| 130cm未満 | 基本 17,670円~ |
| 140cm未満 | 基本 1,9000円~ |
※クリコムのぬいぐるみクリーニングの料金
さらに、補修作業や防カビ・防ダニ加工などはオプション扱いとなり、別途費用が発生します。
クリーニング店によって料金体系は異なるため、事前の見積もりや相談がおすすめです。
また、ぬいぐるみの「最も長い部分の長さ」が料金基準となることが多いため、依頼前に測っておくとスムーズです。
モーターなどの電子機器が内蔵されたものや、骨組みがあるタイプは対応不可または別料金になる可能性があるため、注意が必要です。
ぬいぐるみのクリーニングにかかる期間
ぬいぐるみのクリーニングには、一般的な衣類と比べて長い時間がかかります。
通常のシャツやスーツが2〜3日で仕上がるのに対し、ぬいぐるみは繊細な素材や構造を持っているため、基本的に手作業で丁寧に洗浄されます。
そのため、多くのクリーニング業者では、納期までに2週間〜1ヶ月ほどの時間を要するのが一般的です。
また、ぬいぐるみのサイズや数、さらに防ダニ加工や補修などのオプションサービスを追加した場合、さらに日数が延びることがあります。
特に大型ぬいぐるみや破損のあるぬいぐるみは、慎重な処理が必要となるため、事前に納期を確認しておくと安心です。
大切なぬいぐるみを預ける際は、イベントや旅行などの予定に間に合うよう、余裕を持って依頼することをおすすめします。
仕上がりまでに時間はかかりますが、その分、丁寧なケアを受けたぬいぐるみはふわふわで清潔な状態に蘇るでしょう。
ぬいぐるみを綺麗にするならクリーニング
長年一緒に過ごしてきたぬいぐるみは、愛情の証として汚れやへたりが出てくるものです。
自宅での洗濯が難しい素材や構造のぬいぐるみは、専門のクリーニングに出すことで、安全かつ丁寧にリフレッシュさせられます。
特に、クリーニング業者による防ダニ・抗菌・防カビ加工が施されたぬいぐるみは、小さなお子様が抱きしめたり遊んだりしても安心です。
見た目がきれいになるだけでなく、衛生面でも安心できるのがプロに任せる大きなメリットです。
一方で、素材によっては自宅で洗える場合もあります。
その際は、洗濯前に素材の確認をし、色落ちや型崩れを防ぐためのポイントをしっかり押さえましょう。
今回紹介した洗い方や乾かし方を活用すれば、自宅でも大切なぬいぐるみをきれいに保てます。
大切なぬいぐるみをこれからも長く大事にしたい方には、クリーニングと自宅ケアをうまく使い分けるのが理想的です。






ぬいぐるみをクリーニングに出した方がいい理由
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