秋冬の定番素材コーデュロイ(コールテン)。生地に畝が入っており、どこか光沢があるのが特徴。昨今の流行りアイテムでもあるため、コーデュロイのパンツやスカート、ジャケットなどをお持ちの方も多いのでは?

今回はそんなトレンド素材でもあるコーデュロイの洗い方について、アイテムごとに紹介いたします。

ブログ見出しそもそもコーデュロイ(コールテン)って?

コーデュロイはパイル織物の一つで、生地表面に畝状の凸凹があります。この「畝」が生地と肌の間に空気の層を作りあげ暖かい空気を逃さないこと、「毛羽」の柔らかく暖かそうな印象から、主に秋冬の衣服に重宝されています。

注目したいのは「畝の太さ」

一概にコーデュロイといっても、実は畝の太さが異なります。畝の太さの単位を「ウェル(WALE)」と呼び、1インチ幅に何本の畝があるかで表します。太畝にカテゴライズされるのは8ウェル程度、細畝の場合は15ウェル程度が目安となっています。

畝の太さで着用シーズンが異なるのも、コーデュロイの面白いところ。

太畝のコーデュロイは保温性抜群!そのため、寒さが身にしみ始める晩秋から冬の終わりまでが着用時期と覚えておいてください。

一方の細畝のコーデュロイは、肌触りと通気性の良さが特徴!春先の4〜6月、夏の終りの9月〜10月頃が着用時期の目安です。

ブログ見出しコーデュロイの洗い方

コーデュロイらしさといえば「畝」と「毛羽」。畝と毛羽を保てるようにお洗濯してあげるのが重要です。

とはいえ「毛羽が抜け落ちてしまった」「畝が崩れてしまった」など、コーデュロイのアイテムのお手入れにお悩みを持つ方も多いはず。

ここからはコーデュロイのアイテムごとに洗い方をチェックしましょう!

コーデュロイのパンツの洗い方

どのアイテムにも共通しますが、まずは「洗濯表示」をチェック!「水洗い不可」「ドライマーク」があるものは、「家庭洗濯」NGのためクリーニングに出しましょう。

「洗濯機マーク」「手洗いマーク」がついていたら、以下の方法で洗濯を行いましょう!

1. 洗濯ネットに入れる

ふんわりとたたんで大きめの洗濯ネットに入れます。(素材の特性上、小さくたたむとシワがつきやすくなります。)

裏側から摩擦を受けると「毛羽」が抜け落ちやすくなるため、裏返さずに洗濯ネットに入れましょう。

2.  洗濯機にかける

洗濯機の「ドライコース」「手洗いコース」などの弱水流のコースで、おしゃれ着用中性洗剤を入れて洗います。

3. 脱水は短めに

脱水が一番摩擦によるダメージを受けやすいため短い時間で脱水を行います。

4. 毛並みを整えて干す

脱水後はシワにならないように早めに取り出し、手のひらで毛を逆立てるようになでてから、日陰で干します。

5. アイロンでシワをとる

アイロンをかける前にもう一度「洗濯表示」をチェック!「アイロンマーク」があればアイロンでシワをとることができます。

生地から 1センチほど離してスチームアイロンを当ててください。くれぐれも毛並みを押しつぶさないように注意してください。

その後、洋服ブラシで毛並みを整えるとコーデュロイ独自のツヤが復活しますよ。

コーデュロイのスカートの洗い方

コーデュロイのスカートも基本的にはコーデュロイのパンツと洗い方は一緒です。

注意点は「フロントボタン」と「ファスナー」をとじてから裏返すこと!こうすることで洗濯による型崩れを防ぐことができます。

コーデュロイのジャケットの洗い方

もちろん、コーデュロイのジャケットも家庭で洗うことができますが、型崩れがおきやすいためおすすめできません。

シーズン終わりに一度クリーニングに出して次のシーズンまで保管することをおすすめします。

コーデュロイの靴の洗い方

コーデュロイの靴はその素材は確認することから始めましょう!コットン生地のコーデュロイ靴であれば以下のとおり洗うことが可能ですよ。

1. 靴用ブラシで表面の泥汚れを軽く落とす

2. ぬるま湯におしゃれ着用中性洗剤を薄めて優しく押し洗い

3. 2〜3回水を変え、しっかりとすすぐ

4. タオルでしっかり水気を切り日陰に干す

5. 完全に乾いたら靴用ブラシを使いブラッシング

ブログ見出しコーデュロイの風合いを大切に洗いましょう

コーデュロイの洗い方を紹介いたしました。いかがでしたか?

意外と気をつけないといけないポイントが多いため自身でできるか不安に思う方は、洗濯のプロであるクリーニング店に任せるのもOKです。

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