だんだんと涼しくなりはじめ、衣替えの時期となってきました。
今回はこれからのシーズンの主役トップスといっても過言でない「ニット(セーター)」を大切に長く着るためのお手入れ方法をお伝えします。
オンシーズンとなる前に、是非しっかりとケアの方法を覚えましょう!

ブログ見出しニット(セーター)のお手入れしてますか?

いきなりですが、皆さんニット(セーター)のお手入れはしてますか?
「秋はメインのトップスに!冬にはアウターの下に合わせて!」と寒い時期に活躍するニットは、誰もが1枚は持っているアイテム。そんなニット、しっかりとケアをすれば何年も着用できるアイテムって知っていましたか?
日頃からまめにケアを行い気持ちよく着こなしましょう。

ブログ見出しニットの普段のお手入れ

まずは普段のお手入れから見ていきましょう。

ニットを脱いだらブラッシング

1日中着たニット、想像以上に汚れが付着しているんです!繊維の隙間にゴミやホコリ、皮脂や花粉など、様々な汚れが入り込んでいます。
そんな汚れをニットから掻き出すには、洋服ブラシが有効です!
さらにブラッシングには服の繊維をキレイに整えてくれる効果も!絡まりかけた繊維の流れを整えることで毛玉ができにくくなり、キレイな状態を保つことができます。

1度着たら休ませる

着心地の良いお気に入りのニットはついつい連日着たくなりますが、ちょっと待ってください!
ニットは1度着たら数日休ませてあげるのがベター。ウールやカシミアなどの天然素材の繊維は着用後2〜3日で回復するため、お気に入りのニットを数点用意してローテーションすることをおすすめします。

毛玉はすぐに処理

ニットにつきものの毛玉。原因は繊維の摩擦です。着用による擦れ、カバンなどによる擦れなど、どうやっても避けられないのがニットの宿命です。
ニットに毛玉ができてしまったら、小鋏などで繊維の絡まっている部分から毛玉を切り離しましょう。
毛玉取り機をつかうと手早く簡単に毛玉の処理が出来ますが、パワーが強いため毛を刈り取りすぎてしまいかえってニットにダメージを与えてしまうことも。大量の毛玉ができる前にこまめに手入れをすることをおすすめします。

ハンガーにかけて保管はNG!?

「ハンガーにかけて保管は駄目!」これ半分正解で半分ハズレです。
ローゲージの重さのあるニットはハンガーにかけて保存してしまうと自重で伸びてしまい型崩れの原因となるため綺麗にたたんで保管が望ましい一方で、ハイゲージの軽くてシワになりやすいニットは、ハンガーに吊るして保管が望ましいです。
ニットの種類に合わせて保管方法を変えましょう。

ブログ見出しニットを洗濯しよう

ここからはニットの洗濯方法について紹介します。

ニットは家庭で洗える?

皆さんの一番の関心は「ニットは家庭で洗えるのかどうか」ではないでしょうか?
結論から伝えると「ドライクリーニングマークがついているもの」以外は家庭でも洗えます!まずは洗濯表示タグを確認しましょう。
「水洗い不可」で「ドライクリーニング可」の洗濯表示がついたニットは、専用の溶剤で洗う必要があるためクリーニング店に依頼することをおすすめします。

家庭での洗い方

それでは、具体的な洗濯方法を順を追って見ていきましょう。

洗剤は中性洗剤をチョイス

ニットの洗濯には中性洗剤を選びます。有名なものだと「エマール」や「アクロン」が該当します。その他にも、海外ブランドのオーガニック洗剤や香りが特徴のものなど様々。目的に合わせてチョイスしてください。

色落ちしないか

原色や濃い色のニットは色落ちの可能性があります。洗濯をする前に色落ちしないかどうかをテストしましょう。

  1. 中性洗剤の原液をセーターの裾や縫い目の裏などの目立たないところにつける
  2. そのまま5分ほど置く
  3. 白いタオルで洗剤をつけた部分を軽く押さえる

ここで白いタオルに色が移るようだったら色落ちする恐れがあるため、自宅での洗濯を諦めクリーニング店に相談しましょう。

洗濯ネットに入れて洗濯機へ

セーターを裏返し、綺麗にたたみ洗濯ネットに入れましょう。汚れの気になる首回りや袖口は表に出るようにしましょう。
洗濯ネットはニットより少し小さいサイズのものを選ぶと◎。小さめの洗濯ネットを選ぶことで、ネット内でニットが動きまわらず、型崩れや繊維の傷みを抑えることができます。

脱水は短くが基本

脱水のしすぎは、摩擦による毛玉の原因に!脱水時間は長くても1分。洗濯機から取り出したら厚手のバスタオルの上に置き、タオルに水分を吸わせるように、ニットの水分をとりましょう。

簡単なのは平置き!風通しの良いところで陰干ししよう

ニットの形を整えてから干すと型崩れを防ぐことができます!特に襟元は洗濯により縮みやすい箇所です。軽く伸ばしながら形を整えましょう。
ハンガーに干してしまうと水気を吸ったニット自体の重さで伸びてしまい型崩れの原因に。簡単な乾かし方は平置きです。専用の干し台を使うか、バスタオルを敷いて平置きで乾かしましょう。
また直射日光に当たると変色の可能性も。風通しの良いところで陰干しが基本です。

ブログ見出し最後に

普段からのケアに合わせてシーズンに2~3度くらいの洗濯でニットは綺麗に保つことができます。
また家庭でのケアに悩んだ場合は、洗濯のプロであるクリーニング屋さんに相談してみるのも良いでしょう。

注文はこちらから