マフラー・ストールはクリーニングに出すべき？料金や頻度は？

秋冬に活躍するファッションアイテム「マフラー」や「ストール」。皆さんしっかりとお手入れは出来ていますか？

デリケートなカシミア素材を使っていたりお気に入りのブランド品など、長く使い続けたいマフラーの扱いは悩みますよね。キレイにするにはクリーニングに出すしかないのかな？と考えている人も多いと思います。

そこで今回はマフラーはクリーニングに出すべきなのか、クリーニングに出すときの料金や頻度などのポイントをまとめました！マフラーが活躍する今の時期だからこそ覚えておきたい内容です。

そもそもマフラーはクリーニングに出すべきなのでしょうか？結論からいうと、マフラーはクリーニングに出すべきです。

理由について説明します。

一見すると綺麗なマフラーやストールも、実は汚れてるって知っていましたか？

首元に巻くマフラーやストールには汗や皮脂が付着します。特に首は皮脂腺が多く、汗や皮脂が分泌されやすい箇所。冬だから汗をかかないだろうと思っていると大間違いです。

皮脂汚れのほかにも、マフラーやストールの素材の特性上、塵や埃のほか花粉やダニなどのアレルギー物資も付着する恐れがあります。

また、食べこぼしや飲みこぼしといった汚れの付着や、男性ならワックスやジェルといった整髪剤、女性ならファンデーションやグロスなどの化粧品汚れが付着していることも。

マフラーやストールに溜まった汚れを綺麗にするためにもクリーニングに出すことが望ましいでしょう。

まずはお手持ちのマフラー・ストールの洗濯表示を確認してみてください。「洗濯機マーク」「手洗いマーク」がついているもののみ、ご自宅での洗濯が可能です。

しかし、マフラーはカシミアやウールなどデリケートな天然素材で作られているものが大半！天然素材は水に弱いという特徴があり、無理に水洗いすると生地を痛めたり変形してしまったり、風合いを損ねる原因に。

「水洗い不可」のマークがついたマフラー・ストールはクリーニング店に「ドライクリーニング」を依頼するのが正解です。

マフラーやストールをクリーニングに出すべきタイミングはズバリ「シーズン終わり」です。衣替えを終え、冬物衣類を収納する前にクリーニングに出しましょう。

汚れが残ったままマフラーをしまってしまうと、シミや黄ばみといった変色トラブルの他、虫食いの原因となります。

マフラーに付着する汗や皮脂、食べ物や飲み物といったタンパク質汚れは虫の好物。くわえて、マフラーの素材であるウールやカシミヤなどにもタンパク質が豊富に含まれています。そのため、マフラー・ストールは虫にとても狙われやすいアイテムといえます。

マフラー・ストールのクリーニング料金の相場は500～1,000円程度。

サイズ’によって料金が異なり、一般的に「長辺150㎝以下、短辺40㎝以下」がマフラーと定義されます。このサイズを超えるとストールやショールに分類され、通常料金が200～300円程あがります。

また、素材によっては基本料金に追加料金が発生します。カシミヤやモヘアなどのデリケートな生地は、素材に適したクリーニングを実施する必要があるためです。事前にクリーニング店に確認しておきましょう。

シーズン後のクリーニングはもちろん、普段のお手入れも大切です。着用したあとに、簡単なお手入れをするだけでマフラーの風合いを維持し、汚れの蓄積を減らすことができます。

マフラーを着用して帰宅した後すぐにクローゼットにしまうのはNG。マフラーをはずしたら陰干しをして汗などの水分を飛ばしてから収納しましょう。

陰干しに加えて、ブラッシングを習慣にするのをおすすめします。日中ついた塵や埃を払い落とせるだけでなく、絡んだ繊維の表面を整えることで毛玉ができにくくなる効果も。

ブラシはより柔らかい馬毛のものを選ぶと◎。

これからの時期活躍するマフラー。暖かくなるまでは日頃のお手入れを実施しつつ、衣替えに合わせてクリーニングに出すことで綺麗に長持ちさせることができますよ。