毛布もクリーニングに出すべき？料金の相場と出すべき頻度は？

夜から明け方にかけてぐっと冷え込むようになる秋冬。毛布を急いで引張り出す方も多いのではないでしょうか？急に引っ張り出した毛布、ホコリや汚れ、臭いは大丈夫ですか？

今回はこれからの季節の必須な寝具「毛布」のお手入れについて説明いたします。

まず気になるのは「毛布はクリーニングに出すべきなのか」という点ではないでしょうか？

結論から申し上げると必ずしもクリーニングに出す必要はありません。というのも、大半の毛布はご家庭での洗濯が可能だからです。一部ドライクリーニングのみのものもあるので、必ず洗濯表示マークをご確認ください。

毛布をクリーニングに出すメリットはなんといっても「手間がかからない」ということでしょう。

そもそもご家庭で毛布を洗濯するのは非常に手間がかかります。まずは毛布の洗濯表示マークを確認、そして毛布を入れるための大きめの洗濯ネットを用意し、弱水流の「手洗いモード」などで洗濯。

もちろん、これで終わりではありません。毛布を乾かすのも一苦労です。毛布を乾かすには広い場所が必要ですし、なかなか乾きにくい毛布は乾し方にも工夫が必要です。しっかり乾かさないと雑菌が繁殖し嫌な臭いの原因となることも。

また、1度に複数枚の毛布を洗うことは難しいため、家族全員分を洗うとなると何日かに分けて洗濯しなければなりません。

クリーニングに出せばこのような心配は不要です。手軽に毛布を洗えることがクリーニングに出す最大のメリットといえるでしょう。

同様に、毛布に付着したダニのケアが出来る点もクリーニングに出すメリットです。ダニはご家庭の洗濯だけでケアをしきれません。クリーニング店であれば独自の技術と高温乾燥により、ダニを完璧に除去してくれます。

押入れの中にしまいこんでいた毛布はは湿気を含んでおり、目には見えないホコリやダニが付着している可能性が。そのため、使い始める前に1回はしっかりと丸洗いすることが大切です。

また、春先の寝具の衣替えと同じタイミングでクリーニングに出しましょう。一見すると汚れていなくても、人は眠っているときにコップ一杯分の汗をかくといわれ、1シーズンつかった毛布は思った以上に汚れています。

毛布の使い初めと使い終わりの合わせて2回は洗濯したいところです。

毛布をクリーニングする料金はおよそ1枚1,000〜2,000円ほどというのが相場です。クリーニング店の多くが、毛布が「1重」なのか「2重」なのかで料金に差を設けているようです。

毛布の種類や素材などによって料金が変わるので、あくまで目安とお考えください。その他「防ダニ加工」などのオプションは1,000円程度というのがひとつの基準となります。

大きくてかさばる毛布をクリーニング店に持ち込むのは意外と骨が折れます。そこでおすすめしたいのが「宅配クリーニング」です。

宅配クリーニングに毛布を出す方法は、まずは宅配クリーニング各社のホームページから会員登録を行い、クリーニングの申し込みを行います。

申し込みを行うと数日後に宅配クリーニング専用のバッグが送られてくるので、そのバッグに毛布を詰めて宅配業者に集荷をお願いして送るだけ！

最短で2~3日から最長で2週間程度でクリーニング完了し、自宅に返送されてきます。

宅配クリーニング会社によっては「保管サービス」も実施しているため、春先にクリーニングに出して保管をお願いし、肌寒くなる秋口に毛布を受け取るということも可能です。クローゼットに余裕がないときに重宝するサービスですね！

ご自宅での毛布の洗濯は手間がかかりなかなか行えないものの、クリーニングに出せば驚くほど簡単に毛布を綺麗にすることができます。

年に2回毛布をクリーニングに出して気持ちのいい睡眠を！