布団（ふとん）クリーニング

みなさん、布団（ふとん）は定期的に洗っていますか？毎日使う布団、実は衣類以上に汚れていることをご存知でしょうか？
定期的に天日干しにしているからと安心してはいけません。年間でペットボトル144本分の寝汗を吸収する布団は、汚れやホコリが溜まりダニの温床となっている可能性も。

 

「そもそも布団は洗えないんじゃ？」と思う方、それ大間違いです！実は布団には洗える素材とそうでない素材があります。まずは洗濯表示の確認をしましょう。
自宅で手洗い、またはコインランドリーで洗える洗濯表示は、「手洗い可」「洗濯機可」の2つです。手洗いのみ可となっている場合は、自宅の浴槽で手洗いし、洗濯機も可と書いてある場合はコインランドリーで洗濯できます。 一方、「水洗い不可」「ドライマーク」の場合はクリーニングに出すほかありません。
その他、羽毛や羊毛、綿など繊細な素材を使用した布団も同様にクリーニングに出した方が安心です。

 

ご自宅で布団を洗濯する場合、重くかさばる布団をお店まで運ぶ必要がないこと、費用が安いことがメリットです。
一方、洗濯機の容量次第では、かさばる布団を洗えなかったり、浴槽で布団を手洗いするにも準備に手間がかかったり、上手く布団を乾かすことができなかったり、ダニやアレルギーの除去ができないというデメリットもあります。

コインランドリーで布団を洗う場合のメリットは、布団の丸洗いから乾燥までワンストップで実施でき、短時間のうちに仕上げることができる点です。
さらに、クリーニングに出した時と比べると圧倒的にリーズナブルに仕上げることができるのが、コインランドリーです。
一方、重い布団を運ぶ手間が一番のデメリットでしょう。コインランドリーよって布団の洗濯・乾燥が禁止されているところもあるので注意が必要です。

 

洗濯のプロであるクリーニング業者に頼むメリットは、洗濯を失敗する可能性が少ないことはもちろん、他の洗濯方法よりも布団に蓄積された汚れをしっかりと落としつつ、新品同様にふっくらと仕上げてくれることです。
特に「アレルギー物質の除去」には効果があり。ダニ・ダニの糞・ダニの死骸・ホコリ・カビなどのアレルギー物質を根底から取り除いてくれるため、赤ちゃん、小さなお子さんがいるご家庭こそ利用したいサービスです。
デメリットは他の手法よりも費用が大きくなること、仕上がりまでには多少時間がかかってしまうことでしょう。

現在布団クリーニングの主流は宅配クリーニングとなってきています。 宅配クリーニングとは、インターネットでクリーニングを申し込むと、ヤマト運輸などの配送業者が自宅まで洗いたい布団を回収しに来てくれるクリーニング形態のこと。
24時間申し込み可能で、洗濯物の受け渡しも自分の都合に合わせて指定できるので忙しい人達に重宝されています。

最大のメリットはやはり「重い布団を持ち運ぶ必要がないこと」でしょう。
ただでさえかさばる布団、一人分ならまだしも家族全員分の布団をクリーニング屋さんに持ってくとなるとかなりの重労働となります。
宅配クリーニングを頼むと、集荷キット（布団を入れるための専用バッグ）が自宅に送られてくるので、
そこに洗いたい布団類を詰め込み宅配スタッフに渡すだけなので非常に簡単です。

料金も比較検討のための大事なポイント。布団の宅配クリーニングの費用はどれくらいなのでしょうか？
布団の宅配クリーニングを実施している会社は何社かありますが、平均して布団1枚あたり10,000円前後というのが相場のようです。
依頼する枚数が増えるごとに1枚あたりの価格が安くなる仕組みで、3枚だすと布団1枚あたり5,000円程度と1枚の価格の半額程度となります。
対応している布団のサイズについてはクリーニング会社ごとに異なるようです。キング・クイーンの布団をクリーニングに出す場合は注意が必要です。

宅配クリーニングサービを行うところには、布団を次に使用するシーズンまで預かってくれる「保管サービス」を同時に実施しているところも。収納場所に悩む布団にこそ嬉しいサービスです。
同様に布団の保管サービスを利用することで、時々ダニやカビ、臭いを防ぐために日干しする手間も、収納場所を開け放ち除湿する必要もなくなります。
宅配クリーニング業者に布団の保管を依頼した場合、温度・湿度管理された専門保管庫で大切に保管してくれるため、自宅で保管するよりも綺麗な状態を保ったまま、必要なときに綺麗になった布団を受け取ることが可能です。